肩こりの原因を東洋医学で説明してみた!パート2

前回は、肩こりの原因を東洋医学的に説明しました。
今回は、前回挙げた肩こりの原因別での鍼灸治療法を簡単に説明します。

1、血流の過不足から

肩周辺の血行不良で筋肉が緊張する状態は、東洋医学では「肝臓」の働きを旺盛にすることで、血流の配分をコントロールするとされています。

また、東洋医学でいう「肝臓」は、西洋医学と概念が違い、血流の配分以外に自律神経の調整にも深く関わってきます。

2、内臓から

例えば、胃の不調が原因である場合は鍼灸にて胃酸の調整をします。



東洋医学では

◯胃に熱がある
◯胃が冷えている
という診かたをし、

◯熱を冷ます
◯冷えている胃を温める
といった鍼灸治療をしていきます。


また、自宅でご自身でせんねん灸をすることにより、胃の調子を整えて肩こりを軽減させることも出来ます。

3、心因的ストレスから



前回の続きですが、
怒り・喜こびすぎる・思いつめる・憂い・不安や驚き
といった、感情が過ぎると身体に影響します。

例えば

怒りやイライラが過ぎる=筋肉や自律神経を統括する肝の働きを助ける鍼灸治療で筋肉を弛めて肩こりが回復する。

思いつめる=胃を痛めるので、胃の熱や冷えを調整する鍼灸治療をすることにより回復する。

東洋医学である鍼灸では、どの様な症状でも内臓から診ていく形にて治療していきます。

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